土地建物を親族間(同族間)に売買する場合には、その時点における適正な時価の把握が必須になります。
そのため、有効な手段として、不動産鑑定士による不動産鑑定評価書の取得が必要になります。
また、その際のポイントとしては、ご依頼された不動産鑑定士には、しっかり土地建物等をみてもらい、土地建物の調査等により、今後どの部分に気を付けてチェックしていけばいいかなど、土地建物の実質的な価値を目減りさせない維持管理のポイントなどを、中立的な立場の不動産鑑定士より教えてもらうことを推奨致します。
そのためには、住宅診断や建物診断に詳しい不動産鑑定士は、土地や地盤についても詳しい傾向にありますので(建物の劣化は地盤に起因する場合も意外に多くあります)、そのような不動産鑑定士へのご依頼を推奨致します。